今日という一日。
代わり映えのない毎日のようでも、昨日とは違う何かがきっとあるはず。。
子供の頃から何度となく食べたことのある懐かしい味・三陸銘菓かもめの玉子。こちらの会社が3月の震災で津波の被害が出た岩手県大船渡市にあること、工場の他、直営店もすべて被災したこと、4月に工場が再開されたこと…などは、ネットを見て知っていました。
なので、駅で開催されていた復興応援フェアで見つけて思わず購入。。微力だけれど、商品を買うことも応援の仕方の1つ。昔と変わらない味がとても嬉しく感じたひと時でした。
■さいとう製菓株式会社 http://www.saitoseika.co.jp/
あの日から今日で2週間。2週間前の今頃、東京で働く多くの人がそうであったように、私も地図を片手に会社から自宅に向かって歩いていました。寒さのもと初めて歩く道、長い距離、足の痛みと不安で何度も泣きそうになりながら歩いたことを今でも思い出します。
なかでも一番の不安・心配だったのは、地震直後、まったく連絡が取れなかった仙台の家族のこと。初めて経験した何度電話してもまったく繋がらない、メールの返信もないという状況。。地震当日の夜遅くになって、ようやく届いた「全員無事」とだけ書かれたメールにどれほど安心したことか。。また、そんな気持ちでいる時に、心配し、気遣ってくれた友だちからのメールやツイッターのフォロワーさんたちのリプライ。。どれほど心強く思えたかわかりません。
地震から2週間が経ち、被害があまり大きくなかった仙台の実家付近では、少し前から水道、電気が復旧し(ガスはまだ復旧せずですが…)、長時間並びながらもスーパーでの買い物もでき、徐々に普段の生活に近づきつつあるようです。
今回の地震では、地震、津波、原発と被害が甚大です。いまだ避難所で生活をする多くの方々、行方不明の家族・知人を探す方々、ライフラインが整わず不自由な生活を送っている方々。。被害にあわれたすべての人たちが一日でも早く日常生活に戻れることを願います。
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