今日という一日。
代わり映えのない毎日のようでも、昨日とは違う何かがきっとあるはず。。
公演は“よしプリコメディ”という喜劇と後半のネタ披露の2部構成。しかし、正直なところ今日の出演者たちの名前を見ても顔がわかりません。。登場してきて、ようやく見たことあるかも・・・といった感じの人がいるくらい。。喜劇もネタもすごく笑えたということもなく終わってしまい、ちょっと残念でした。。
***Cast***
ネタ:ショウショウ、矢野・兵動、ルート33、小籔千豊、バッドボーイズ、カナリア
よしプリコメディ:バイキング、他
***Official HP***
よしもとプリンスシアター http://www.yoshimoto.co.jp/ypt/index.html
「錦繍 KINSHU」を観てきました。
舞台は手紙のやりとりが主になっており、舞台セットは木箱のようなテーブルと椅子だけ。モーツァルトの曲や藤原道山による尺八の生演奏が時にとても切なく聞こえ、セットや小道具などないことが逆に情景を想像できる朗読劇のようになお芝居でした。
『生きていることと死んでいることは同じことかもしれない』
上演中に何度か出てくる言葉。人との関わりであったり、人生の岐路の選択によって今の自分がある。。あの時~しなければ…とか、誰のせいで…とか、つい思ってしまうこともありますが、今ある自分の生き方や生活は、すべて過去の出来ごとからの必然的なものであるような気がしました。また、劇中、亜紀が知恵遅れの子供・清高に未来の意味を尋ねた時「未来は明日のこと」と答えるシーンがあり、過去と現在、そして現在から未来(明日)への繋がりを改めて感じた舞台でした。
***Story***
夫の無理心中事件をきっかけに離婚した夫婦が10年の歳月を経て偶然再会した。元夫・有馬靖明(鹿賀丈史)は落ちぶれ、元妻の星島亜紀(小島聖)は再婚し、知恵遅れの子供を連れていた。再会後、亜紀は靖明に事件について問いただす一通の手紙を書き、靖明はためらいつつも事件について語り始める。二人の手紙は、結婚前・結婚中、離別後の過去を伝え合うことにより、過去から現在、そして未来へと歩を進め、過去に縛られていた靖明と亜紀は未来に向けて「再生」の道を歩んでいく。
***Staff・Cast***
原作:宮本輝著「錦繍」
出演:鹿賀丈史、小島聖、中村ゆり、石母田史朗、西牟田恵、野沢由香里、植田真介、神保共子、
清水幹生、高橋長英
尺八・演奏:藤原道山
***Official HP***
錦繍 KINSHU http://kinsyu.syncl.jp
昨年の乱歩歌舞伎の第二弾。昨年は観ていませんが、人間豹が舞台から客席に向かっての宙乗りがあるというので、とても楽しみにしていました。
ストーリーはちょっと難しい部分もありましたが、現代歌舞伎なので歌舞伎にあまり馴染みがなくても十分に楽しめます。楽しみにしていた人間豹の宙乗りもちょうど目の前(座席:2階上手)を通りすぎていったので迫力十分。前後にクルクルと回りながら進む姿には思わず見入ってしまいました。
***Story***
市川染五郎宙乗り相勤め申し候
第一幕 プロローグ 伏見近辺
第一場 烏丸通り・きはものや
第二場 三条・鴨川堤
第三場 化野・鏑木隠宅
第四場 一条戻橋
第五場 今出川・鴨川堤
第六場 羅城門
第二幕 第一場 四条河原町
第二場 化野の原
第三場 鏑木隠宅
第四場 如意ヶ嶽の山中
エピローグ 大文字を望む高台
朝廷方と幕府方それぞれの勢力が激しい死闘を演じ、民衆が「ええじゃないか」と乱舞する幕末の京都。その京の闇に怪しく光る二つの眼・凶暴な野獣の爪。それは江戸から姿を消した謎の怪人、人間豹・恩田乱学(おんだらんがく)。彼の出現で京の町は更なる混乱に陥る。そして、その中に見え隠れする1人の陰陽師の姿…。恩田と陰陽師との関係は?恩田の今度の狙いとは?恩田と決着をつけるべく、陰密廻り同心の明智小五郎が京へと向かう。(※チラシより引用)
***Staff・Cast***
出演:松本幸四郎、中村翫雀、市川高麗蔵、松本錦吾、澤村鐵之助、中村歌江、中村松江、
市川染五郎、中村梅玉、他
***Official HP***
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