今日という一日。
代わり映えのない毎日のようでも、昨日とは違う何かがきっとあるはず。。
先週に引き続き、美術館めぐり。今日は、皇居周辺の美術館を周ってみました。
いつものように駅近から順番に、まずは 東京国立近代美術館 へ。今日は第1日曜日ということで、常設展の入場は無料。
常設展は、明治・大正、昭和戦前・戦後、そして1970年以降と年代別に日本人美術家たちの美術品が展示されており、時代の移り変わりとともに、少しずつ変化していく町や人の様子をみることができます。
東京国立近代美術館
そして、2Fギャラリーでは、『柳宗理-生活のなかのデザイン-』 が開催されていました。
柳宗理 (Sori YANAGI ) は、日本のインダストリアル・デザインの確立と発展にもっとも重要な足跡を記したデザイナーだそうです。機能的にも良さそうなシンプルなデザインの食器や家具などが、展示されていました。デザインを勉強している人たちなのか、なぜかここだけオシャレな若い人たちが多かったです。
「柳宗理-生活のなかのデザイン-」 2007.1.19 - .3.4
1Fの特設ギャラリーでも、展覧会が開催。こちらは、『特別公開 横山大観《生々流転》』 です。2Fギャラリーとは違い、観覧者の年齢層は、ぐーんとあがります。。
全長40Mの長大な画巻《生々流転》(重要文化財)は、見応えあり。画巻の手前には、作品の説明があるので、物語をあらかじめ把握したうえで、見ることができました。この説明がなければ、薄暗い場所での展示だし、なんとなく見て終わり・・だったと思います。
「横山大観《生々流転》」 2007.1.2-3.4
美術館から近い 科学技術館 へも寄ってみました。科学技術館のサイエンスホールには、試写会で何度も来ていますが、技術館内は初めて。でも、ちょっと古いし、興味のある展示もなく、イマイチな感じ。。体感コーナーが多いので、子供には良いのかもしれません。。
その後は、美術館をもう1ヶ所。冷たいビル風の吹く中、山種美術館 へと向かいました。美術館はビルの1F。順路がこの先にまだあるのではないかと思うほど、かなり小さいスペースの美術館です。
ここでは、『千住博展―フィラデルフィア「松風荘」襖絵を中心に―』 が開催。壁には襖絵がたくさん並んでおり、中央に座って眺めると、まるで滝の近くにいるような感じさえしました。
「千住博展」 2007.1.5-3.4
とってもいい天気だし、「東京・ミュージアム ぐるっとパス2006」 が安く手に入ったので、美術館めぐりに出かけました。
このパスは、東京都内の49施設(博物館、美術館、動物園、水族園など)で利用できる共通入場券&割引券。各チケットもエリアごとにまとめられており、周りやすく綴られています。有効期限は2ヶ月間です。
で、今日は、まず上野エリアを中心に周ってみることにしました。最初に訪れたのは、駅から一番近い 「国立西洋美術館」。何度となく前を通ったことはあるものの中に入るのは初めて。
現在は常設展だけの展示のせいか混雑しておらず、聖書をもとにしたオールドマスターの絵画や、モネ、ルノワール、ゴッホなどの近代絵画から、ピカソ、ミロまでゆっくりと見ることができました。
また、常設展のみであれば、毎月第2・4土曜日は無料観覧日だそうです。今日も無料で入れました。
国立西洋美術館
さて、続いては、美術館の隣り「国立科学博物館」へと移動です。特別展「ミイラと古代エジプト展」のチケット売場は、長蛇の列・・・ あきらめて、常設展のみ見学してきました。
常設展であれば、やっぱり化石を見たい!ということで、B2F 「地球環境の変動と生物の進化―誕生と絶滅の不思議―」へと向かいます。天井まで届くような展示品の数々は、かなりの迫力です。
国立科学博物館
B1F 「地球環境の変動と生物の進化―恐竜の謎を探る―」では、恐竜の化石が並んでいました。こちらもかなりの大きさ。迫力あり。
その後、他のフロアもちょっと覗いてみましたが、子供だらけ・・・。疲れてすべてのフロアを見ることなく館外へと出ました。
国立科学博物館
そして、今日最後の観覧は、「下町風俗資料館」。昔の町並みや部屋の様子が再現されていました。
下町風俗資料館
1日に3ヶ所も周ると、さすがに歩き疲れて、足が痛い・・・でも、このパスのおかげで、今まで知らなかったものにも出会えました。次は、別エリアを周ってみたいと思います。
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