今日という一日。
代わり映えのない毎日のようでも、昨日とは違う何かがきっとあるはず。。
以前から一度見たかったミュージカル「ミス・サイゴン」。仕事を早めに切りあげて観てきました。
戦争によって翻弄された恋人たち。戦争がなければ2人が出会うこともなく、愛することもなかった。また、戦争が終わったことで別れがやってくる。。もし戦争がなかったらまったく別の人生を歩んでいたであろう2人のことを考えると複雑な思いだけが残ります。。子供の未来のためなら自分自身の犠牲になることもかまわない母親の強さも印象的でした。
***Story***
物語は陥落直前のサイゴン(現:ホーチミン)。フランス系ベトナム人-通称エンジニアが経営するキャバレーでアメリカ兵クリスと17歳のベトナム人の少女・キムは出会う。この戦争に大きな疑問を持つクリスト戦禍ですべてを失い生きるすべを求めてこの店に働きに出たキム・・・二人の出会いはすぐ恋に変わった。お互いが永遠の愛を誓い合いながらもサイゴンの陥落の混乱の中、米兵救出のヘリコプターの轟音は無常にも二人を引き裂いていく。エンジニアとともにバンコクに逃れ、クリスがいつの日か迎えに来てくれると信じながら懸命に生きるキム。しかしそのキムには誰にも明かさぬ秘密があった。それはクリスの帰国後に生まれた彼との子タム。キムにとってタムだけが唯一の希望であり、生きる力だった。それをも知らずベトナム戦争の後遺症に苦しみながら連夜悪夢にうなされるクリスは、新しい人生を歩み始めるためにエレンと結婚する。ところがある日、彼は戦友のジョンからキムが生きていること、そしてキムと彼の子供の存在を聞かされる。愕然とするクリス。キムとクリスの運命の糸を操りながら、したたかに「アメリカン・ドリーム」を追い求めるエンジニア。キムに会うためにバンコクを訪れるクリスとエレン、そしてジョン。キムの願いはタムをアメリカに渡らせ希望に満ちた未来を作ってあげること。そのために自らの命をかける思いだった。そして・・・不幸なすれ違いが始まる。(※チラシより引用)
***Staff・Cast***
出演:エンジニア:市村正親、キム:笹本玲奈、クリス:藤岡正明、ジョン:岸祐二
エレン:シルビア・グラブ、トゥイ:泉見洋平、ジジ:泉谷祐子
***Official HP***
ミス・サイゴン
内堀から外堀へ船頭さんの解説や歌とともにのんびりと1時間ほどかけて進んでいきます。船からは昔懐かしい雰囲気や景色を体感することができました。かなり癒されます。
■堀川遊覧船
1日乗船券:大人1,200円 小人600円
年間パスポート:大人3,400円 小人1,700円
船を降りた頃にはお昼時間。お腹も空いてきたので、海鮮うまいもんや京らぎで食事です。ボリューム満点のお膳でした。
京らぎ膳 ¥1,260-
■京らぎ http://www.kyoragi.co.jp/
島根県松江市黒田町512-5 TEL:0852-25-2233
さて、満腹になったところで松江城へ。天守閣へと上ります。天守閣の中は板張りで急な階段がそのまま残っており、古さも楽しむことができました。
■松江城
島根県松江市殿町1-5
天守閣への登閣料:大人550円 小人280円
お城近くの塩見縄手を歩きます。日本の道百選にも選ばれているという道を歩いていると、タイムスリップでもしたかのような感覚になります。通りを通る車もそれほど多くありません。
重要文化財に指定されている武家屋敷。約275年前のまま保存されているそうです。
■武家屋敷
島根県松江市北堀町305
入場料:大人300円 小人150円
出雲大社特別拝観をきっかけに訪れた島根県。行くまでは地理も曖昧な場所でしたが、とても楽しい旅となりました。縁結びスポットもいくつか訪れたし、あとはご利益に期待です。
御本殿の拝観はほんのちょっとの時間だけ。時間制で次々と参拝者が訪れることを考えると仕方のないことですが、あっという間に終了。。鏡天井に描かれている八雲は、色がとてもキレイに残っていました。
御本殿参拝後には御神籤をひいてみます。結果は可もなく不可もなくといったところ。周囲の人たちのマネをして御神籤だらけの大きな木に結びました。。もちろん縁結びの御守も購入です。。
その後は宝物館を見学し、境内を散策。神楽殿では、しめ縄に向かってコイン投げ。。なかなかうまくコインが刺さらず投げたコインを拾いにあっちへ行ったりこっちへ行ったり・・・。何とかでも刺さってくれたってことはご利益を少しは期待できるかもしれません。
さて、お昼ご飯の出雲そばを食べに移動します。大社周辺にもたくさんのお蕎麦屋さんがありますが、私たちが選んだのは少し離れた「大梶」というお店。出雲大社を後にし、大鳥居を過ぎ、旧JR大社駅舎近くまで歩きました。。お店に着いた頃には暑さもあって疲労困憊。。
注文した出雲そばは三段になって運ばれてきました。上から順番に食べて行きます。とろろや卵など段ごとにトッピングが異なるので飽きずに食べることができました。
食後は旧JR大社駅舎へ。明治44年に着工され、平成2年に大社線が廃止されたそうです。身分によって利用する待合室が違っていたり、観光案内所があったりと時代を感じられる趣のある建物でした。
時間もまだあるので、松江市方面へ。電車とバスを乗り継ぎ、縁結びの神社として知られる八重垣神社へと向かいます。神社裏の鏡の池での縁結び占いは、コインを乗せて池に沈む時間の長さでご縁が訪れるのが早いか遅いかを占います。また、遠くの方で沈むと遠くでの縁、近くで沈むと身近の縁なのだそうです。で、私が池に浮かべた紙に書かれていた言葉は「願望達成する」。沈むのにかかった時間は3分ほど。。意外と早い・・・って・・・この年齢でこれからまた何年も先まで待てないです。。
■八重垣神社 http://www.shinbutsu.jp/45.html
島根県松江市佐草町227
料金:境内自由
さて、その後は夕日を見るため再び移動。日没までには時間があったので、島根県美術館の湖岸に並ぶ12羽のうさぎのブロンズ像「宍道湖うさぎ」を見に行きます。宍道湖から数えて2羽目のうさぎの頭を西の方向を向いて触れるとご縁や幸せが舞い降りてくると言われています。頭だけでなく体全体を何度も撫でてきました。
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