今日という一日。
代わり映えのない毎日のようでも、昨日とは違う何かがきっとあるはず。。
「錦繍 KINSHU」を観てきました。
舞台は手紙のやりとりが主になっており、舞台セットは木箱のようなテーブルと椅子だけ。モーツァルトの曲や藤原道山による尺八の生演奏が時にとても切なく聞こえ、セットや小道具などないことが逆に情景を想像できる朗読劇のようになお芝居でした。
『生きていることと死んでいることは同じことかもしれない』
上演中に何度か出てくる言葉。人との関わりであったり、人生の岐路の選択によって今の自分がある。。あの時~しなければ…とか、誰のせいで…とか、つい思ってしまうこともありますが、今ある自分の生き方や生活は、すべて過去の出来ごとからの必然的なものであるような気がしました。また、劇中、亜紀が知恵遅れの子供・清高に未来の意味を尋ねた時「未来は明日のこと」と答えるシーンがあり、過去と現在、そして現在から未来(明日)への繋がりを改めて感じた舞台でした。
***Story***
夫の無理心中事件をきっかけに離婚した夫婦が10年の歳月を経て偶然再会した。元夫・有馬靖明(鹿賀丈史)は落ちぶれ、元妻の星島亜紀(小島聖)は再婚し、知恵遅れの子供を連れていた。再会後、亜紀は靖明に事件について問いただす一通の手紙を書き、靖明はためらいつつも事件について語り始める。二人の手紙は、結婚前・結婚中、離別後の過去を伝え合うことにより、過去から現在、そして未来へと歩を進め、過去に縛られていた靖明と亜紀は未来に向けて「再生」の道を歩んでいく。
***Staff・Cast***
原作:宮本輝著「錦繍」
出演:鹿賀丈史、小島聖、中村ゆり、石母田史朗、西牟田恵、野沢由香里、植田真介、神保共子、
清水幹生、高橋長英
尺八・演奏:藤原道山
***Official HP***
錦繍 KINSHU http://kinsyu.syncl.jp
友だちからのお誘いでイングロリアス・バスターズのジャパンプレミアに行ってきました。
試写の前にはタランティーノ監督やブラピたち出演者の舞台挨拶。タランティーノ監督はハイテンションで、サニー千葉からプレゼントされたという和の装い。ブラピは顎鬚のせいか思っていたよりもカッコ良くなく、ちょっとガッカリです。。
で、映画はというと…ナチやユダヤ人迫害などの戦争映画だけあって人がたくさん死んでいきます…しかもグロテスクなシーンも多い。。流血シーンなどが苦手な人はちょっとキツイかもしれませんが、時折あるシニカルな笑いやスパイの駆け引きなどドキドキする展開は十分楽しめました。特にランダ大佐(クリストフ・ヴァルツ)の冷血さが印象的です。上映時間は2時間半と長めですが、退屈せずに見ることができました。
***Story***
***Staff・Cast***
監督:クエンティン・タランティーノ
出演:ブラッド・ピット、メラニー・ロラン、クリストフ・ヴァルツ、ダニエル・ブリュール、イーライ・ロス、
ダイアン・クルーガー、ジュリー・ドレフュス、ロッド・テイラー、マイク・マイヤーズ、他
***Official HP***
イングロリアス・バスターズ http://www.i-basterds.com/
入選者には「ザ・プレミアム・モルツ」(350ml×12本)のプレゼント付き。家の冷蔵庫に発泡酒や第3のビールばかりが並んでいる私には、とっても嬉しいプレゼントです。
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