今日という一日。
代わり映えのない毎日のようでも、昨日とは違う何かがきっとあるはず。。
「キャピタリズム マネーは踊る」を見てきました。ドキュメンタリータッチのこの映画は、サブプライムやリーマンショックなどの影響を受けた人々の姿が映しだされています。
住宅ローンを払えずに家を差し押さえられ、ホームレスのように暮らす人々。。低賃金で働くパイロット。。学生ローンを返すために働く優秀な学生たち。。お金儲けのために些細な罪を犯した青年たちを収監する民間施設。。社員に生命保険をかけ、社員の死で儲ける企業。。登場する出来ごとすべてが本当なのかと疑いたくなるような現状ばかりです。
1%の富裕層が95%の貧困層より多くの金をもつと言われる格差社会のアメリカ。日本もそれを追随しているのでは…と感じる昨今ですが、労働者はリストラに怯えながら低賃金で働き、富裕層はどんなことがあっても儲かるような社会は、やはり何かが間違っていると思いました。。
***Story***
2008年9月15日、リーマン・ブラザーズの経営破綻は金融危機の引き金となり、世界経済は「100年に一度」と呼ばれる同時不況に陥った。アメリカでは住宅市場の大暴落と企業や銀行の倒産により、自宅と職を失う人々が大量発生。しかしその一方で、金融危機の原因を作った投資銀行や保険会社は公的資金(税金)で救われ、役員はその後も1億円以上のボーナスを手にしている。ウォール街の連中はなにをやらかした?僕たちのおカネはどこに消えたんだ?ついにムーアは$マークのついた大袋を手に、NYウォール街へと突入してゆく!!(※チラシより引用)
***Staff・Cast***
監督・製作・出演:マイケル・ムーア
***Official HP***
キャピタリズム マネーは踊る http://capitalism.jp/
_