今日という一日。
代わり映えのない毎日のようでも、昨日とは違う何かがきっとあるはず。。
今日は 「朧の森に棲む鬼」 (昼の部)を観に行くため、いつもの休日よりもちょっと早起き。開演30分前ほどに新橋演舞場に着いた頃には、すでに人でいっぱいでした。
舞台は、とても楽しめました。もう最初から最後までずーっと圧倒された感じ。舞台に雨が降ったり、滝が流れる中での派手な殺陣、立ち回り。。かと思ったら、華やかな照明の中、歌と音楽、ダンスが始まる。。
ライ(市川染五郎)が、貧しい武士から徐々に他人を騙し陥れるとんでもない悪者へと変わっていくさまも、さすがといった感じ。本当に鬼のように嫌なヤツに変化していきます。。
でも、今回の私の注目は、なんといってもキンタ(阿部サダヲ)。最初は、ライとの掛け合いが楽しいちょっとおバカな雰囲気で笑わせてくれていましたが、ニ幕では、つらく、切ない思いを感じさせる。。とにかく「スゴイ 」の一言でした。。今後、要チェック です。
***Story***
野良犬のようにギラギラとした目の男が、シャレコウベを踏みつけ歩いていく。そこは累々たる屍に埋まる深い森。突然現れた森の魔物《オボロ》の声が、その男の運命を変えた。男の武器は、魔物にもらった「オボロの剣」。そしてありとあらゆる嘘を生み出す、赤い舌。放たれる無数の言葉は果たして正か邪か、善か悪か。そして告げる想いは、愛か、それとも憎しみか。嘘で染まった真っ赤な舌が、裏切りと憎悪の無間地獄を作り出し、そして「オボロの剣」が、緑の森に赤い血を降らしていく―――。(※松竹HPより引用)
***Staff・Cast***
出演:市川 染五郎、阿部 サダヲ、秋山 菜津子、真木 よう子、高田 聖子、粟根 まこと、
小須田 康人、田山 涼成、古田 新太
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