今日という一日。
代わり映えのない毎日のようでも、昨日とは違う何かがきっとあるはず。。
特にベジタリアンではないけれど(どっちかというと野菜よりもお肉の方が好き…)健康とか美容とかは気になる。。ということで「東京ベジフードフェスタ2010」に行ってきました。
ベジフードとは…
植物性の食材およびそれによって作られた植物性の食品や料理のこと。
動物性食品(肉・魚・卵・乳製品・はちみつ)を使わない食品。
ということなので、お米や蕎麦などの穀類に始まり、野菜、果物、豆類、イモ類、きのこ類、海藻など普段よく口にしている食品のほとんどはすべてベジフード。今日食べた食事が何年後かの自分の体を作っていると思うと、体に良いものを摂ろう…という気持ちが最近は特に強くなってきています。
さて、イベントですが会場は代々木公園けやき並木道。通りの両側にはお店が並び、とても賑やかな雰囲気です。
出展のお店は、オーガニックやベジフードなどの食料品の販売や飲食系が中心ですが、ヘンプコットンやヘンプ麻などを使った衣類が並ぶお店や食器類を販売するお店などもありました。
無農薬野菜。イキイキとした緑の葉っぱはセロリです。見るからに新鮮。。
ケータリングカーやレストランなども多数出展。インド料理店ではソイミートを使った串焼きやサモサ、スペイン料理店ではベジタブルパエリア。このほかにもタイカレーやラーメン、アイスクリームなど、美味しそうなものがたくさんありました。
で、何を食べようかとお店を覗きつつ買ってみたのは、自然派インド料理 ナタラジの大豆ミートのナン・バーガー。大豆ミートは何も言われなければ“お肉”と思って食べてしまいそうな食感。。これならお肉の替わりになる…と意外な美味しさを知り、早速、ソイミートを1袋買って帰りました。
大豆ミートのナンバーガー¥380-
■東京ベジフードフェスタ http://tokyo-vegefest.com/
リチャーの見学。。古樽の中に火を入れると樽内は青白い炎に包まれます。その後、さらに火を加えていくと、徐々に赤い炎に変化。初めて見る作業に興味津々です。。
火が大きくなるとともに、樽の内面からは燃えているようなバチバチという大きな音が。。そして火が大きくなったタイミングで水をかけてリチャー終了です。柄杓に一杯だけの水で一瞬にして火が消えました。
火が消えた樽から立ち上る煙と湯気からは、とても甘いバニラのような香りが漂ってきて、思わず深呼吸。。今回の見学で一番印象に残った工程・リチャーはまさに職人技でした。
続いて貯蔵庫の見学。建物内には上下左右にびっしりと樽が並んでいます。樽にはそれぞれ作られた年代が印字されており、一番古いのは1973年とのこと。白州工場ができた年に作られたウィスキーです。
再びバスで移動し、次はハイボール体感講座。テーブルに並べられているのは白州10年、12年、そして山崎10年のティスティンググラスです。
それぞれのウィスキーの特徴やティスティングのポイント(色・香り・味・余韻)を教わりながら、一つずつティスティングしていきます。
そして、ハイボール作り。ハイボールの作り方は以前に参加した「森香るハイボールナイト2010」で教わったので、今回は復習する気持ちで。。
作り方は…まず、グラス一杯に氷を入れて、ウィスキーを注ぎマドラーで10回ほど混ぜて…
冷えたソーダを静かに注ぎ、マドラーで1回だけ縦に持ち上げるような感じで混ぜて完成!今日も美味しく出来ました。
さて、ハイボール2杯を軽くいただいたところで、白州蒸溜所を後にし、懇親会のレストランへ移動です。朝からのツアーもいよいよ終わりに近づいてきました。
会場は清里にある「牧場通りの小さな旅籠 オーベルジュ」の自然派レストラン レ・ブラ・ドゥ・ラ・テール 美味小舎。レストランに入ると、清里産のニジマスの塩焼きが良い感じに焼きあがっていました。甲州地鶏などのお肉や自家農園の野菜、どれも美味しそうです。
懇親会ではミントの葉を入れた「森香るハイボール」で乾杯~お酒も入り、今日一日ご一緒したブロガーさんたちとの会話も弾みます。BBQのあとは花豆のおこわ、自家製味噌を使ったお味噌汁も美味しくいただき、あっという間に時間が過ぎていきました。
そして、デザートはやっぱりコレ!クリームブリュレにウィスキー(白州18年)をかけていただきます。この食べ方を知ってからは、ウィスキーのないクリームブリュレはちょっと物足りない…そんな風にさえ思ってしまいます。。
今回は朝から夜までの長時間のイベントだったので多少不安もありましたが、いろんな人と出会い、美味しいお酒と料理をいただき、とても楽しい時間を過ごすことができました。
■白州蒸溜所 http://www.suntory.co.jp/factory/hakushu/index.html
■牧場通りの小さな旅籠 オーベルジュ http://www.kiyosato-auberge.com/
白州蒸留所は今春「森香るハイボールナイト2010」」に参加した際に一度行ってみたいと思っていた場所。JR小淵沢駅に集合し、まずは尾白川(おじらがわ)見学からスタートです。
緑の木々に囲まれた道を進んだところにある吊り橋。そして、吊り橋から眺める川が日本の名水100選にも選ばれたという尾白川です。
川は橋の高さから見ても川底の石が一つひとつはっきりわかる透明度の良さ。川岸にいた子供たちはサントリーで開催している水育「森と水の学校」に参加者とのこと。自然を体感しながら学べるって素敵なことだと思います。
再びバスに乗り、白州蒸溜所へ。お天気に恵まれ日向は暑いくらい。多くの見学者が訪れていました。
敷地内にあるレストラン・ホワイトテラスにて昼食。限定30食というウィスキー樽の紅マス燻製ちらし寿司をいただきました。燻製された紅マスは香りが良くてやわらか。美味しかったです。
続いては、サントリー天然水 白州工場の見学へ。2010年4月にできたばかりという工場は真っ白な綺麗な建物。入口を入ると、ペットボトルでも馴染みのある天然水の大きな文字が目をひきます。
案内スタッフから工場周辺の環境や工場内の工程などについて説明を受けながら見学していきます。こちらの工場では、ペットボトル作りから、ボトリング、包装、出荷までのすべてを行なっているそうです。この日はラインが稼働していなかったのが残念。。
さて、水について学んだところでウィスキーが作られている白州蒸溜所ツアーの始まり。建物内はウィスキーの香りでいっぱいです。
蒸留所入口
大きな木桶槽の中では麦汁が発酵中。発酵槽の中を覗くと、下からブクブクと泡が上がってくる様子が見えました。
ウィスキーの蒸留ではサイズの異なる銅製の蒸溜釜(ポットスチル)がいくつも並んでいます。手前の釜では火入れが行われており、釜にある窓から火がチラチラ見えました。まさに今作られている・・そんな感じです。
美味しい水を使って、美味しいウィスキーが作られる・・・そんなことを感じながらの見学。。この後の見学(リチャー、貯蔵庫、試飲など)の様子は後編に続きます。。
■白州蒸溜所 http://www.suntory.co.jp/factory/hakushu/index.html
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